棒役 (ぼうやく)
山車の前後に一対づつある梶棒を担当して、山車の楫を切る役。
それまで子供としてお囃子を担当していた者が
15〜18歳位で「若者」に仲間入りを果たし、
この時初めてもらう役割が「後棒の三番」
(後ろ梶の山車寄り)。
その後10年程で「前棒の二番」まで役割が
進んでいく。
そしていよいよ出世への関門「年行司」を
翌年に控えた若者4名が「前棒の一番」(前梶の
先端部)を交替で担当する。
これで棒役は卒業、このあと年行司を経て
「棒頭心得」に昇進する。
梶棒の位置については、「後棒よりも前棒」「山車寄りよりも全体が把握できる棒の先端」のほうが
重要、とされているため、そのように序列がなされている。
この棒役になった(=若者に仲間入りした)時点から、懸かり物(=組費)を納める義務が発生する。