玉手箱の煙で一瞬にしてお爺さんに早変わり

中切組 力神車の上山人形 「浦島」


「浦島」の謡い
(長唄) 亀崎や 月影したう鯛に蛸、鰈も、河豚も出汐の波路に通ふ 浦島が
(謡) 四海の波 静かにて 波の鼓 声澄む折柄に 誠に妙なる御声を出し
容顔美麗の乙姫は 光も輝く玉手箱を捧げ 忽然と現れ出で給ふ
(謡) 凡そ千年の鶴は 萬歳楽と謡たり 又萬代の池の亀は 甲に三曲を供たり
(長唄) うつつ白波 幾代か恋に なれし情も 今では辛や 一人寝の ほんに思へば
さりとは さりとは 昔恋しき なみまくら
(謡) 天下泰平 国土安穏と祈念申し 千秋萬歳の 喜の舞を
一舞舞ふ 萬歳楽 萬歳楽 萬歳楽