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愛知県半田市亀崎地区で5月3・4日に開催される山車祭り

ユネスコ無形文化遺産 国重要無形民俗文化財 愛知県有形民俗文化財

山車図鑑visual dictionary


東組
宮本車
  五輌の山車の一番車で、「宮本」車として神社との深い繋がりを持った山車です。装飾は、古事記を題材として神々や日本国の誕生等を表現しています。瀬川治助作の精緻な壇箱彫刻の上にある昇龍降龍の堆朱四本柱は大変貴重なもので、三人の子供が隠れ使いで元気に演じる三番叟とともに必見です。応仁・文明の頃(15世紀後半)に始まったとも伝えられる潮干祭の山車の元祖でもあります。
石橋組
青龍車
  一際目を引く紺羅紗地の大幕と七宝の前棚四本柱が特徴の青龍車は、神仙思想の「四神」(青龍・朱雀)や道教の「五嶽真形図」等で装飾された霊験あらたかな神秘的な山車です。帝室技芸員竹内久一作の壇箱彫刻と川口文左衛門作の七宝四本柱は山車装飾としては唯一のものとして大変貴重です。唐子が逆立ちする上山からくりは永く途絶えていましたが、昭和48年石橋組の若者によって復元されました。
 中切組
力神車
  諏訪の名工立川和四郎冨昌の彫刻「力神」の名を冠した力神車は、現在の5輌の山車の中で最も建造が古く知多型山車の元祖といえます。壇箱の「力神」や蟇股の「子持龍」をはじめとする多くの冨昌の傑作で装飾された山車は、それまで金箔・極彩色の塗りが主流だった山車形態を一新させるほどの影響を知多地域に広く与えました。岸駒の下図による見事な虎の刺繍の大幕、有名な浦島のからくりも見どころです。
 田中組
神楽車
 奇才立川常蔵昌敬の精緻な彫刻で埋め尽くされた神楽車は、女性的で佳麗な印象の山車です。特に壇箱彫刻は昌敬の最高傑作であり、「蟇仙人・鉄拐仙人」の柔和な表情と「蘭亭の庭」の人間業と思えないほど繊細な彫りは一際目を引く逸品です。また上山からくり「傀儡師」は、江戸時代に一世を風靡した竹田からくりの稀少な残存例として「生きた化石」とも称され、芸能・演劇史研究の貴重な史料となっています。 
 西組
花王車
  立川和四郎冨昌に宮造り式の彫刻を依頼、その結果格調高い優美な山車として完成したのが花王車です。大幕・水引も山車との調和を保つため図柄を和四郎冨昌に一任、それにより月僊の下図による幕類が作成されました。当時貴重とされるギヤマンを使用した脇障子彫刻や、車座での演奏を表現するため後ろ向きに配置された壇箱の楽人など稀有な彫刻手法は必見です。また上山では唐子が桜の枝を見事にあや渡りします。








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