前棚人形
東 組 宮本車

| 三番叟 |
| 3人の子どもが隠れ使いで操る縁起の良い演目。 |
喜びありや 喜びありや
我がこの所より
外へはやらじと思ふ
石橋組 青龍車

| 布ざらし |
| 腕を上下左右に振って布をさらす、日本に現存する唯一の布ざらし人形。 |
さらしさらすのお目見えは
我身ながらも恥かしや
見渡せば見渡せば
西も東も花の顔 花の顔
何れも賑う人の山 人の山
打ち寄する 打ち寄する
女波男波の絶え間なく
逆巻く水の面白や 面白や
さらす細布手にくるくると
さらす細布手にくるくると
いざや帰らん おめでたや
( 長唄 『越後獅子』より )
中切組 力神車

| 猩々(しょうじょう) |
| 面かぶり機構により赤ら顔の猩々に変身。 |
萬代までの竹の葉の酒
汲ども尽きず呑ども変わらぬ
秋の夜の盃
影もかたぶく入江に枯立つ
足もとはよろよろと
酔に伏したる枕の夢の
醒ると思へば
泉はそのまま尽せぬ宿こそ
めでたけれ
( 謡曲 『猩々』より )
田中組 神楽車

| 巫女の舞 |
| 神楽に合わせて優美に舞う巫女の人形。神楽車の車名の由来とも。 |
西 組 花王車
初の日と後の日で奉納する人形が異なります。現在替え人形を使っているのは西組のみです。
初の日

| 神官 |
| 御幣を振ってお祓いをする神官の人形。 |
後の日

| 石橋(しゃっきょう) |
| 牡丹の花に戯れながら舞う獅子の様子。 |
獅子團乱旋の舞楽の砌
牡丹の英匂ひ充ち満ち
大筋力の獅子頭
打てや囃せや牡丹方牡丹方
黄金の蕊現れて
花に戯れ枝に伏し転び
げにも上なき獅子王の勢ひ
靡かぬ草木もなき時なれや
萬歳千秋と舞ひ納め
萬歳千秋と舞ひ納め
獅子の座にこそ直りけれ
( 謡曲 『石橋』より )
上山人形
東 組 宮本車

| 湯取り神事 |
| 釜で煮立てた湯を撒き散らして厄を祓う神事。 |
春の潮干の御祭礼
曳き出す山車のその中に
氏子の人の罪とがを
祓い清める三番叟
御神湯神楽の有り難や
宮本車の尊しや
宮本車の尊しや
石橋組 青龍車

| 唐子(逆立ち)遊び |
| 中央の唐子が片手倒立する、差し金を用いた本格的な「離れからくり」。 |
遊ぶ唐子のさま見ても
げにおもしろの
今日のまつりや
中切組 力神車

| 浦島 |
| ご存じ浦島太郎のお話。浦島が玉手箱を開けると・・・・ |
鯛に蛸、鰈も、河豚も
出汐の波路に通う浦島が
四海の波静かにて
波の皷声澄む折からに
誠妙なる御声を出し
容顔美麗の乙姫は
光も輝く玉手箱を捧げ
忽然と現れ出で給ふ
凡そ千年の鶴は
萬歳楽と謡たり
また萬代の池の亀は
甲に三曲を供えたり
うつつ白波 幾夜か恋に
なれし情けも今では辛や
独り寝のほんに思へば
さりとはさりとは
昔恋しき 波まくら
天下泰平
国土安穏と祈念申し
千秋万歳の喜びの舞を
一舞舞おう
萬歳楽 萬歳楽 萬歳楽
田中組 神楽車

| 傀儡師(船弁慶) |
| 「船弁慶」の人形芝居を演じてみせる人形舞わしの大道芸人。竹田からくりの「生きた化石」とも言われる貴重なもの。 |
琉球の島はめでたい島よ
黄金の枡にてよね計るノーエ
シャノシャノ子供よ
シャノシャノ子供よ
花が見たくば吉野へござれ
今は吉野の花盛り
子供来い来い花見ておどろ
花見て踊るはよい小女郎
イキンスイッチョ エイチャ
スイハイスイフス
スーイハ イソーハイミーチャ
ハラギャンソー
オデギャンギャン
まんまるござる まんまるござる
十五夜のお月の輪のごとく
シッタン シッタン シッタンタン
【船弁慶】
急ぎ御舟を出すべし
げにげにこれはことわりなり
いづくもかたきといふ浪の
立ちさわぎつつ舟子ども
えいやえいやといふ汐に
つれて舟をぞ出しける
あら不思議や海上を見れば
西国にて亡びし平家の一類
一門の月卿雲霞の如く
浪に浮かみて見えたるぞや
そもそもこれは
桓武天皇九代の後胤
平の知盛ゆうれいなり
あら珍しや如何に義経
思ひも寄らぬうら浪の
声をしるべに出舟の
知盛が沈みしその有様に
また義経をも
海に沈めんといふ浪に
浮かべるなぎなた取り直し
巴浪の紋あたりを払ひ
うしををけたて悪風を吹かけ
眼もくらみこころも乱れて
前後を忘ずるばかりなり
その時義経少しもさわがず
うち物抜きもちうつつの人に
向ふが如くことばをかわし
たたかい給へば 弁慶おしへだて
うち物わざにてかなふまじと
数珠さらさらと押しもんで
東方降三世 南方軍荼利夜叉
西方大威徳 北方金剛夜叉明王
中央大聖 不動明王の
さっくにかけて 祈りいのられ
悪霊次第に遠ざかれば
弁慶舟子に力を合せ
御舟を漕ぎのけ汀によすれば
なお怨霊はしたい来るを
おっぱらい祈りのけ
また引く汐にゆられ流れ
また引く汐にゆられ流れて
あと白浪とぞなりにける
【山猫まわし】
子供衆 子供衆
悪いことをせまいぞや
悪いことをしたものには
山猫に噛ましょ
けものに噛ましょ
スッペラポンノポン
西 組 花王車

| 桜花唐子遊び(綾渡り) |
| 途中で90度方向転換し、数多くの桜の枝を見事に綾渡りする唐子の離れからくり。 |